まーぶーのぶーんぶーん♪ブログ

いまさら聞けないクルマのこと、解決しちゃいます!

タイヤにできる「こぶ」の原因とは?

今回の記事も
タイヤの安全に
関するお話です。

あまり見慣れない
かもしれませんが
タイヤのサイドウォール
(横の部分)に
ポコっと「こぶ」が
出現することがあります。

この「こぶ」の正体は
いったい何なのか!?
を解説してまいります。

前回の記事にも
関連した内容ですので
併せて
読んでいただけると
ありがたいです。


こぶの正体は「ピンチカット」!


ピンチカットというのは
サイドウォール(タイヤの側面)
の「カーカスコード」が
なんらかの原因で
切れてしまい
そこから空気が漏れてしまっている
現象を指しています。

タイヤの接地面
(溝が彫ってある部分)には
金属のワイヤーが入っていて
車重がかかっても
大丈夫な強度があるのですが
サイドウォールには
「カーカスコード」と呼ばれる
繊維で出来ているため
ワイヤー部分に比べると
強度が弱くなっています。

このカーカスコードが
切れてしまう原因とは?


ピンチカットの原因 1つめ
縁石などの乗り上げ


先ほども言った通り
サイドウォール
金属ワイヤーでなく
繊維で出来ていますので
車の重みと
縁石や大きな石など
局所的な所で挟まれてしまうと
大きなダメージを受けてしまいます。

曲がり角や砂利道などでは
充分気をつけましょう。


ピンチカットの原因 2つめ
空気圧の不足


前回の記事の
「空気圧の不足で起こること その3」
まんまの内容です。

タイヤがたわむ(変形する)
ことでカーカスコードに
部分的な圧力が加わり
切れてしまう
ということですね。


ピンチカットを発見したときの対処法


ピンチカットが原因の場合の
バーストやパンク
ビード落ちには
前兆がほとんどありませんので
大変危険です!

なので
修理に出したいところですが

残念ながら
カーカスコードを
修復することはできませんので
一本交換になります。

ただ
実はピンチカットじゃなかった
という場合も
まれにありますので
タイヤのプロに診てもらうことを
おススメします!

オートウェイさん運営の
「タイヤピット」さん加盟店に
ご相談ください!